トリログ!

クルマとバイク、ときどき自転車

気軽に持ち運べるEOS RP

EOS RPが届いて約一週間。本格的なおでかけができておらず、撮影枚数は数える程度。
これはいけない、ということで鞄にRpを入れて出勤してみた。かさばらないわけではないけれど、そこそこコンパクトなので気軽に持ち運べるのは良いですな。

仕事終わり、難波の街をぶらぶらしながら撮影。なお、撮影写真はすべてEOS RP + RF24-105 F4-7.1 IS STM。



76mm F6.3 SS1/100 ISO1000



24mm F7.1 SS1/100 ISO12800



70mm F7.1 SS1/80 ISO640



48mm F5.0 SS1/250 ISO6400


さすがフルサイズというべきか、ISOをガンガン上げてもノイズが少なく、夜でもそこそこ早いシャッタースピードでパシャパシャ撮れてしまう。マイクロフォーサーズのEM-1mk2ではISO3200くらいが限界だったけど、RPではISO12800までは大丈夫そうだ。あとは操作性がEM-1mk2と違いすぎるので、使いこなすのには時間がかかりそう。当面の間はカメラに慣れるための修行だな、これは。

ついにフルサイズ!EOS Rp購入

カメラを趣味として認識するようになったのはいつ頃だろうか。記憶が正しければ、大学1回生の頃にニコンCOOLPIX S6000というコンデジを買ったのが入り口だった気がする。まだスマホが出たばかりの頃で、カメラもおまけ程度の機能でしかなく、まともに写真を撮るにはコンデジが必要だった。当時からブログをやっていたため写真は撮っていたが、あくまで記録であり特に趣味性を感じるものではなかった。しかしバイクを購入し、ツーリング先で写真を撮っていくにつれていい写真を撮りたいと思うようになり、一眼レフを求めるように。とはいえ当時は金欠の大学生。バイト代はほとんどバイクに消えていくため、一眼レフの購入に踏み切れたのは大学4回生の春。当時のキヤノン一眼レフのローエンドモデル EOS Kiss X50の標準レンズセットがアマゾンのセールで29800円で売られており、即購入となった。


EOS Kiss X50 + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
キヤノン一眼レフの中で赤いボディだったのは後にも先にもこの機種だけだったのでは

キヤノンでスタートしたカメラライフ。しかし時代は徐々にミラーレスが台頭しはじめており、また社会人になって多少の金銭的な余裕もできたことから、オリンパスのOM-Dシリーズに乗り換え、そこからマイクロフォーサーズを使い続け現在に至るわけですな。振り返ればAPS-Cは3年、マイクロフォーサーズは8年使い続けたわけだが、マイクロフォーサーズはホントに幅広い焦点距離をコンパクトに持ち歩けるため、十分満足している。フルサイズセンサーはカメラ趣味の人間にとって憧れであり興味がないわけでは無かったが、カメラ本体だけでも20万を軽く超えるお値段。正直手の届く値段ではなく、マイクロフォーサーズと共に生きる決意をしていた。

しかしEOS Rpというフルサイズ機とは思えない価格帯のカメラが登場したことで、無理すれば手が届く価格帯にフルサイズ機が降りてきてしまった。もしかしたら他メーカーも追随して低価格機を出すかも…と数年ステイしたが、結局そんなカメラは出てこなかった。それどころかEOS Rpの後継機種のEOS R8も20万を超える価格になったことがある意味決め手となった。レンズ込みで10万円台でフルサイズ機が買えてしまう、EOS Rpというカメラは、キヤノンがRFマウントを普及させるために赤字覚悟で発売したのだろう。このカメラを逃してしまったら、今後この価格帯で買えるフルサイズ機は出ないのでは…と感じ、新品で買えるうちに買っておこう、ということでめでたく購入となった。本当はマップカメラで買いたかったが、マップカメラにもキタムラにも在庫がなく、納期未定とのことだったため、少し高かったがポイントの付くヨドバシで購入した。


開封したばかりのEOS RpとOM-D。サイズ感がほぼ同じ…!

EOS Kiss X50以来のキヤノン機である。性能は比べるべくもないが、メニューやダイヤルなどにEOS Kissの面影があり、あぁキヤノン機だなぁ…としみじみ。まだ開封したばかりでまともに使えていないが、エントリーグレードといえどキヤノンのフルサイズなわけで、機材としては間違いないのである。カメラを初めて十数年、ついにここまで来てしまった。もう機材のせいにはできないなぁ。OM-Dと変わらない大きさなので、気軽に持ち出して写真を撮っていきたい。

2023年夏休み ワイナリー巡りの旅

今年の夏休みは5日間。今回の旅の目的地は山梨県である。しかし台風が接近しており休みの後半はダメだろう。幸い、ホテルの予約は休みの前半だったため、なんとか台風が来る前には帰れそうだ。仕事終わってから若干の仮眠を取り、日付が変わる頃にクルマに乗り込む。深夜に出発するという非日常感、子供の頃から好きだったな。これから旅行するぞ!って感じがする。いくら深夜でも連休初日、それなりの混雑は覚悟していたが、意外と道は空いていて、大阪を出発してから数時間で刈谷SAに到着。さすがに2時間程度の仮眠ではキツかったので車中泊。サクシードでの車中泊は普通に疲れが取れるレベルで快眠できるので陽が昇る頃にはすっかり元気になり、再びクルマを走らせた。

新東名は静岡県に入っても渋滞することなく非常にスムーズ。山梨に入る前に、静岡で寄っておきたいところがある。関東に住んでいた頃に何度か訪れた魔性のハンバーグ屋さん。静岡県内のみに展開するご当地チェーン「さわやかハンバーグ」さんだ。


さわやかハンバーグ瀬名川店

このハンバーグ屋さん、人気すぎて休日だとエグい待ち時間であり、3時間4時間は当たり前、休日ともなると、午前中の段階で受付終了となる店もあるらしい。そのため10時半オープンのところを9時半に訪れ、オープンと同時に入店できるよう受付を済ませた。


朝10時半からでも食べたいハンバーグ。朝から重たいけど旅行なのでノーカン。


さわやかハンバーグですっかり満腹になったあとは富士山を眺めつつ、山梨へ移動。富士山といえば静岡県なイメージがあるが、自分としては山梨側からの富士山が好き。というのも、日本一周の時に立ち寄った富士五湖で、富士山を眺めながら行ったキャンプが非常に良かったという単純な理由からではあるが。VTRで日本一周したのが2013年だから、もう10年も経つのか。10年前の8月、ちょうど今くらいの時にはVTRで日本を走り回っていたんだなぁ、と想いを馳せながらクルマを走らせること1時間、サントリー登美の丘ワイナリーに到着した。


ぶどう畑を登ったところにあるワイナリー。開放的なテラスからは富士山も見える。


飛び込みでワイン貯蔵庫の見学ツアーに参加できた。


ワイン貯蔵庫。山をくり抜いたトンネルのような所にあり、涼しかった。年中同じ気温を維持できるそう。


年代物のワインも。


もちろん試飲も…と行きたいところだが、ドライバーなのでぶどうジュースをいただく。美味しい。

そう、ワイナリー巡りといえば試飲が楽しみだが、クルマ旅なので私は飲めないのだ!しかしこうなることは想定済み。山梨のホテルに2連泊し、クルマを1日預けることで、2日目は万全の体制で飲みまくれるというわけだ。ワイナリー見学が終わった後、甲府に移動しホテルにチェックインした。


翌日は電車で移動。ワインといえば山梨は勝沼!ワイナリー巡りをするなら勝沼だろ!ということで、甲府から勝沼へ。数分に一度は電車がやってくる大阪の感覚で電車に乗ろうとすると事故ること間違いなしなので、しっかり時刻表を調べてから駅へ向かった。


勝沼ぶどう郷駅。駅からしてブドウ推しがすごい。

もっと観光地感があるのかな、と思っていたが、タクシーが数台止まっているだけで、意外と普通の駅。そしてワイナリーはどこも地味に遠い。クルマがあれば大した距離ではないが、歩くとなると結構大変。現地に行けばなんとかなるやろ!と、そこは考えていなかった私。うーむ、どうしようか。。。

しかしそこに救世主が!駅前で暇そうにしていたおじさん(失礼)に聞くと、どうやら市内循環バスが1時間に1本くらいのペースで走っているそうなのだ。それはナイスな情報だ、よし、バスを待とうじゃないか。


そしてやってくるバス


観光客向けのバスではなくて、普通のバス。都合よくワイナリーを回ってくれるわけではないものの、炎天下の中歩くことを考えたら大違い。ちなみに距離関係なく乗車ごとに300円支払うシステムでした。


しっかりワインも満喫し、いっぱいお土産も買って帰りました。

普段はクルマ旅ばっかりなので、公共交通機関を使う旅行というのも久しぶりだった。やはりクルマに比べて不便さは否めないものの、お酒が目的の旅行であれば、こういうのもアリだな。今回いろんなワインを試飲したが、ワインごとに味が違いすぎて、これだ!というワインには出会えなかった。ただ、普段ワインを飲まない私としては、こういう傾向のワインが好き、というのが分かっただけでも大きな収穫だった。お酒といえばウィスキーばっかり飲んでるけど、ワインもいいですな。