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クルマとバイク、ときどき自転車

2019年GW 東北ドライブ その3

こうして1年前の旅を振り返っているが、Googleマップのロケーション履歴(いつの間にかタイムラインに名称が変わっていた)を使って当時の記憶を呼び起こしてます。この機能が本当に便利ですな。何年前の何月何日に自分がどこにいたかが記録されていて、その時スマホで撮影した写真もすべて分かるようになっている。日本一周した時にこの機能があればなぁ。ツーリングマップルにわざわざラインマーカーを引いてた時代が懐かしい。


白神山地を歩き終え、ようやく旅の目的をひとつ達成した感を味わいながら、北上したいところだったが、途中で見た岩木山が綺麗だったので、もう一度見に行くことにした。


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岩木山。富士山を思わせるなだらかな稜線が美しい。津軽富士とも呼ばれているそう。

この山のふもとに、その名も「岩木山神社」なる神社があるらしく、それほど遠回りでもなかったため寄り道。ちょうどこの頃は元号が令和へと切り替わる寸前だったため、新天皇の即位を祝うのぼりなどが各地に建てられており、さながらお祝いムードだった。結構混雑しており、少し離れた駐車場に車を停めて、神社へ向かう。鳥居の前に立つと、参道の奥に岩木山がそびえ立っていた。あまり信心深い方ではないが、遥か昔から信仰され続けてきたんだろうなと思う。まだ桜も咲いており、参道はとても綺麗だった。

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岩木山神社。奥にそびえるのが岩木山


参拝を終え、車に戻る頃にはだいぶ陽も傾いてきた。そろそろ今日の宿泊地を決めようとマップルを開く。どうやら津軽半島の最北端に道の駅があるようで、そこで車中泊することとした。反対側の下北半島の北端が本州の最北端ではあるが、個人的に未踏の地だった津軽半島にぜひ行ってみたい。そういえばこちら側には、「階段国道」で有名な国道339号もあるな。

津軽半島の付け根から先端への道程のため、明るいうちには着くだろうと思っていたが、予想に反して青森は広く、結局道の駅に着く頃には真っ暗。階段国道の探索は翌日となったが、写真に残せなかったのが残念なくらい、満天の星空だった。周囲に明かりがほとんどなかったことと、天気が良かったのが重なったんだろうか。過去に経験したことのないレベルの星空で、車中にいるのがもったいなくて、地面に寝転がり飽きるほど空を眺めて1日を終えた。