梅雨前の駆け込み千葉ツーリング

今週後半からは、しばらく雨が続くらしい。梅雨だ。自粛期間も解除されつつある昨今、ひとつここいらでおバイクしておきたい。

特に明確に走りに行きたいところがない場合、だいたい秩父周辺に行きがちな私。しかし急に暑くなってきており、コロナの影響でしばらくバイクに乗っていない体が長時間のライドに耐えられるかも不安。つまるところ、ツーリング感は欲しいがあんまり長く乗らなくて済みそうなところが良い。しばしの脳内会議の後、あまり訪れたことのない千葉方面に向かうこととした。

バイクに乗ること自体が久しぶりすぎて、インカムが行方不明になっていたり、Goproの充電を忘れていたりして、無駄に時間を食ってしまった。早起きするほどの気合いは無いものの、気付いたら10時を過ぎており、これから一番暑くなる時間帯に家を出ることになった。さすがに市街地をちんたら走るのも面倒だったので、高速に乗り市街地を抜けることにした。

Goproのキャプション。首にかけるタイプの簡易マウントだったため、若干傾いてますね。

さてさて、最初の目的地は富津岬。特徴的な展望台があることは知ってるが、行ったことが無かったので。木更津南インターで高速を降りて国道16号線を走るとすぐに富津岬の案内が出てくる。グーグルナビによると、どうやら国道を走るよりも県道90号を走るほうがスムーズらしい。ザ・工業地帯なエリアを抜けると急に木々が見えてきた。富津岬周辺は公園になっているようで、しばらく木々の間を走り、岬の先端へ。

これがその特徴的な展望台。勝手にもっと巨大なものを想像してたわ。大きいは大きいけどね。気候が良いと富士山も望めるらしいが今日は見えず残念。というか、この手のスポットってだいたい見えないよね。私の運が悪いだけかもしれないけど。

富津岬を後にしてすぐ、まだ公園を出ないうちに大きめの鳥が道路に飛び出してきた。一瞬クジャクかと思ったが、たぶんキジだ。でもキジってこんな普通にいるんだっけ？？とか思っているうちに飛んで行ってしまった。写真を撮る暇もなく、Goproもオフにしていたので、撮影できずじまい。だが、しばらく走ったところで、またキジらしき鳥を発見。今度は田んぼに佇んでいた。

ズームレンズの150mmでは全然寄り切れず、トリミング。やっぱり望遠レンズが欲しい。夏にオリンパスから100-400mmのレンズが出るらしいので気になってます。特に調べてないけど、たぶんキジでしょう。千葉には普通にキジがいるのか。すごいな。

キジとの遭遇という予想外のイベントもあり、だいぶ満足した。久々のバイクに尻が痛くなりつつあったので、ここから少し南下したところにある「燈籠坂大師の切通しトンネル」を最終目的地として、折り返すこととした。トンネルが目的地というのも変な話だが、名前の通り大岩を切り通したようなトンネルで、私の持っている2017年版マップルには記載すらされていないものの、ちょっとした観光スポットになっている。ちなみにGoogleマップにはしっかり登録されており、なんの問題もなく私をナビゲートしてくれた。

これがその切り通しトンネル、、、ではなく、その手前にある小さなトンネル。

こちらがお目当ての切り通しトンネルですな。通行止めになっているようだったので、入口で写真を撮るに留めた。特に通行止めの理由は書いておらず不明だったけど、崩れるとかだと怖いもんね。目的は果たせたので、来た道を戻り、高速に乗って、明るいうちに帰宅した。ツーリングとしては非常にコンパクトな行程だったが、久々のバイクに尻は相当こたえたようで、なかなかの痛みを味わうことになった。