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【日本一周の記録】12日目 本州最北端へ到達

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2013年8月16日(金)

起きたら9時半だった。昨日16時頃にチェックインしてからというもの、ほとんど寝っぱなしだった。当時のメモが間違っていなければ、15時間近く寝ていたことになる。それが良かったのか、体のだるさ等は消え、すっかり回復していた。とりあえず朝食へ…と思って朝食券を見たら、バイキングは9時で終わっていた。というかチェックアウトが10時なため、朝食どころじゃなかったわ。大寝坊だ。風呂にも入れないまま、慌ただしくホテルを出た。

8月という時期に風呂に入っていないというのは、この上なく不愉快だ。国道4号線を走って程なくして、温泉マークが書かれた道の駅を見つけて温泉に入った。

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道の駅 浅虫温泉。もはや朝風呂という時間でもなかったが、やっとサッパリできた。


体調は戻ったとはいえ、病み上がりである。北海道を全力で楽しむためにも、大事を取っておきたい。今日は無理はせず、本州最北端の大間崎を目的地とした。

むつはまなすラインという、海岸沿いのまっすぐな道を走った。地図上では海岸に面していたため、さぞかし綺麗な海景色を見れるだろうと思っていたが、防風林(防砂林?)がその景色を遮っていた。バイクを停めて景色を拝んだのは、すっかり北上し、日本海側へ出てからのことだった。ちなみに、大間崎方面と反対側の尻屋崎も非常にインパクトのある場所であったわけだが、当時は全く知らず、さっさと大間崎に向かってしまった。尻屋崎にはこの旅の6年後、2019年にCR-Zで訪れた。

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ちぢり浜


海越しに北海道の大地が見えた。いよいよだ、明日は津軽海峡を越えて北海道に入る。北海道には修学旅行で行ったため2回目の訪問になるが、自走でたどり着くのはなんとも感慨深い。飛行機なら数時間で新千歳まで行っちゃうもんね。科学の力ってすげー。




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大間崎へ到達。

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最北端の碑の後ろに回り、最北端ギリギリを撮影。こここそが本州の最北端だ!



本州最北端とあり、自分と同じく遠くから旅してきたであろうバイクも何台か確認できた。みんなここから北海道へと旅立つのだろうか。なんて思っていたら、タンクバッグにクモがひっついていた。いつの間にか変な奴とタンデムを決め込んでいたようだ。やたらと派手な色だが、毒グモじゃないだろうなコイツ。残念だが一緒に北海道には行けないぜ。お前との旅はここまでだ。

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派手な色のクモとはここでお別れ。






大間崎には無料のキャンプ場があり、既にテントもいくつか建っていた。徐々に風が強くなり、雲行きも怪しい。雨に降られないうちにテントを設営した。

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風邪が強かったのでロープも張った。


大間といえばマグロ。近くの店の看板を見ると、やはり人気のようでマグロ丼などのメニューは強気な価格設定。観光地価格だしお高めなのは納得だが、正直そこまでそそられない。しかし大間まで来てマグロを食べないというのも勿体ない。雨が降りそうなのが気になるが、マエダストア 大間店という地元のスーパーに行って、そこで大間産のマグロを買った。スーパーを出ると雨がパラつき始めた。大慌てでテントまで戻ったところで、本降りとなった。やばかった。


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土砂降りの中、余裕のコーヒータイム。前室の広いテントで良かったぜ。


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正真正銘、大間産の本マグロ(解凍)
安上がりに済ませられて関西人の私もニッコリ



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