簡易すぎる防湿庫を作成

「カビを防止するために、カメラやレンズは防湿庫で保管したほうが良い」というのは知っている。しかし防湿庫なんてプロカメラマンか、お金に余裕のあるおじさんが購入するものであり、自分には縁遠い製品だ。ただ、EM-1mk2を購入してからというもの、EM-5が放置ぎみになっており、カビが生えないか心配だ。そこで、防湿庫は買えないが、適当な入れ物にカメラやレンズを入れて、防湿庫っぽいものを作ろうと思う。

とりあえず家に転がっていたコンテナボックスにカメラやレンズを入れた。
フィルムも防湿庫の方が良い気がするので一緒に入れておく。

防湿材にはダイソーで売ってたカメラ用の除湿シートを入れてみた。カメラ保存用と謳ってあり頼もしい。しかもシート自体を天日干しすることにより繰り返し使えるとのこと。シートの中のシリカゲルが青から赤に変色すると除湿しなくなるようなので、天日干しをして復活させる仕組みらしい。

１日で赤色に変色しました。ありがとうございました。
安物買いの銭失いとはこのことである。全く使い物にならなかった除湿シートに見切りをつけ、ホームセンターで除湿剤を買ってきた。

500mlも湿気を吸い取ってくれるようだ。一方、ダイソーの除湿シートを調べたら9mlだった。9ml程度で除湿を名乗らないでいただきたい。

タンスや押し入れに置いて、衣類や布団などの湿気を取るのが本来の用途だと思うので、小さなコンテナボックスにはオーバースペックな気もするが、ぜひともカメラ達が干からびるまで吸い取ってほしい。

この存在感である。EM-5よりもでかいぞ。
カメラもレンズもカラッカラにしてやってくれ。

あとはちっちゃな湿度計でもあれば、なんちゃって防湿庫の完成だ。近くの100均には壁掛けの大きな湿度計しかなかったので、どこかで見つけたら買おう。