トリログ!

クルマとバイク、ときどき自転車

カブで行く灼熱の馬見丘陵公園

気がつけば7月が終わろうとしている。歳を取れば取るほど時間の経過が早く感じるというのは本当らしい。ここ数ヶ月は仕事に忙殺されていて、一日、一週間、一月と時間があっという間に過ぎ去っていく。30代になったばかりでこの早さであれば、40代、50代になるとどうなってしまうのだろう。人生は思ったより案外あっさり終わってしまうのかもしれない。

なんてことを考えていた休日。普段は冷房の効いたオフィスで仕事をしていて、日中に外に出ることが少ない私。今日も家の中でゆっくりするつもりだったが、高校時代の友人(とにょ氏)がハンターカブを納車したらしい。それならどこかに行こうか、とガレージで埃をかぶっていたカブを引っ張り出した。今シーズン初めての出動かもしれない。埃にクモの巣に散々な状態だったので、軽く洗車。もちろんバッテリーはあがっているが、キックで一発始動するあたりはさすがホンダのカブだ。


とにょのハンターカブ(新車)と私のカブ(12歳)

彼は通勤でバイクに乗っているため、炎天下の走行にも慣れているようだったが、私はバイク自体が久しぶりといった状態で、体温超えてない?ってレベルの気温と直射日光、アスファルトからの熱などにすっかりやられてしまい、目的地の馬見丘陵公園に着く頃には若干バテ気味だった。馬見丘陵公園ではひまわりが満開の時期らしくイベントが開催されていた。春のチューリップ祭りの時には周辺道路が渋滞するほどの人が来ていたが、今日は暑すぎたのか、そこそこの人通り。まぁ真夏の昼間ですからねぇ。暑いのは仕方ない。



暑すぎてぜんぜん人がいねぇ!


奈良県内では奈良公園に次ぐ広さ(だったと思う)馬見丘陵公園。各シーズンで色々な花が見られる非常に素敵な公園なのだが、今日は灼熱地獄と化していた。後半はカメラを構える気もなくなってしまったので、序盤に撮った写真を何枚か。


ちょろっと撮って退散した後、カフェに入りクールダウン。カフェを出る頃には外の気温もだいぶ下がっており、かなり快適に走れるようになった(とはいえ街の気温計は30℃を指していたが)。遠くでは雨が降っているようにも見えたが、夕立にも降られることなく帰宅した。

日中の暑さ、日陰に入った時の僅かな涼しさ、信号待ちの会話などなど、、、そうだ、夏のバイクってこんな感じだったな、と思い出す。まぁ、積極的に夏に乗ろう!とまでは思わないが、バイクの楽しさを思い出した1日でした。もう少し涼しくなったら、またカブでお出かけしよう。