CR-Zのオイル交換

CR-Zの総走行距離が15万キロを迎えようとしている。12万キロの頃に中古で買ったため、総走行距離の大半が前オーナーによるものだが、地球を４周しようかという距離だ。もはやリセールバリューなど目も当てられない過走行車だが、今のところ何らトラブルなく快調に走っている。

そもそも購入時点で過走行だったわけだが、それでも購入を決めたのは、新車時からずっとディーラーでメンテナンスされており、整備記録がしっかり残っているところが大きい。記録によると10万キロを迎えた頃に大きく手を入れたようで、各種シール類に各部オイル、エンジンマウント、クラッチ一式が交換されていた。過走行車にありがちな買ってすぐに大手術で泣く、というリスクが無いとは言えないが、こういった記録が無いまま７～８万キロを迎えたクルマを買うよりは安心できる。MT車のため、クラッチの摩耗なんかは特に気になるしね。

前回の点検から半年ほど経過したため、いつものディーラーでオイル交換をお願いしてきた。
オイルはホンダ純正のウルトラLEOという銘柄。

0W-20推奨車向け環境対応型・低燃費エンジンオイル
■優れた低燃費性能とその持続力
■低温始動性に優れたオイル
粘度規格 SAE 0W-20
品質規格 API SNグレード/ILSAC GF-5グレード

ホンダのサイトを見ても、市販品で目にする鉱物油/部分合成油/化学合成油などのジャンルが書いていなかったが、ネットで調べてみると部分合成油のようだ。個人的にはオイルはグレードよりも交換頻度を重視した方が車両にとって良いと考えているので、純正オイルで必要十分。サーキットを走るわけでもないしね。

ディーラーで頼むと割高なイメージがあるが、工賃などをだいぶ割引してくれたらしく、オート〇ックス等のカー用品店に頼むよりも普通に安かった。交換作業を終え、ディーラーから出て走ってみる。ふむふむなるほど、まったく分からん。若干走り出しがスムーズになったような気がしないでもないが、たぶんプラシーボ効果だろう。オイル交換の効果が大きいとされるバイクでさえ、ほとんど違いが分からない鈍感男なので、安いオイルで十分なのです。

今年の12月で納車から２年となり、車検を迎える。引越等々で大きく金を使ってしまい、あまり懐事情が良くないので、大手術にならないと良いなぁ…。

オイル交換時の走行距離：148,980km