【日本一周の記録】２日目 大雨とキャンプ
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2013年8月6日(火)
なんとか走行中の雨を逃れた昨日のツケがまわってきたかのように、今日は朝から大雨。やり過ごそうとチェックアウトぎりぎりまでホテルで待機するも、大雨警報が出る中での出発となった。
テレビがブラウン管なのが時代を感じさせる。2013年なので、既に地デジ化になっていたはずだけど、まだまだブラウン管のテレビも多かった記憶。2020年の現在では、見る機会も少なくなったなぁ。
水滴がカメラで捉えられるほどの雨。カッパも着たし、サイドバックもブーツも防水仕様、、、だったはずが、ブーツに穴でもあったのか、走り出すとあっという間に浸水してしまった。中途半端な気密性が仇となり、一度水が入ると乾かない、最悪だ。幸いにも雨は弱まりつつあり、天気予報では午後には快晴になる模様。晴れたらブーツを乾かしてしまおう。
岐阜市から関市を抜け、美濃市に入ったあたりで青空が見えてきた。そして気温もグングンあがる。足が蒸れて気持ち悪い。休憩がてらブーツを乾かそうと道の駅 美並に立ち寄った。
ここでトラブル発生！蒸れていたのは私の足だけじゃなかったようで、シートバックから取り出したカメラで撮影すると、曇ってぼやけた写真しか取れなくなってしまった。レンズフィルターを拭いても変わらない。たぶんレンズの内側かどこかが水滴で曇ってしまったんだろう。２日目で機材トラブルはまずい。しかし下手に内側を拭きあげて良いものか分からなかったので、乾かして様子を見ることにした。
こんな感じでぼやけた写真しか取れなくなってしまったEOS Kiss X50。この経験が防滴防塵のOM-Dの購入へと繋がったとか繋がってないとか。
ブーツを脱ぎ捨て、サンダルに履き替えた。気持ちいい。ブーツから中敷きを取り出して、日光を浴びせる。完全には乾ききらないが、30分ほど放置するだけでもかなりマシになった。ブーツを乾かしていると、荷物満載の自転車に乗ったお兄さんがやってきた。話しかけると、自転車で日本一周しているとのこと！バイクと違って自転車は電源が取れないため、ソーラーパネルを自転車にくくりつけていた。挨拶もそこそこに、お兄さんは道の駅の休憩スペースに入って横になり、すぐ寝た。おぉ…これが旅人か…と感心。すぐに自分もそうなるとはこの時まだ気づいていなかった・・・。
休憩していると、旅装備を見たおじさんがご馳走してくれた。五平餅？だったかな。
それにしても、暑い。市街地を抜けたにも関わらず、なかなか涼しくならない。岐阜が熊谷のように、暑さで有名な土地だったことを当時は知らず、長野のような涼しいイメージを勝手に持っていた私は、予想外の暑さに悪態をつきながら、早く標高の高い、涼しい環境を求めて走り続けた。
昨日の雨の影響だろうか、ダムの水位もかなり上がっており、普段は水位の上にあるはずの木々も、まるで水草のように沈んでしまっていた。そういえば、いつの間にかカメラの曇りは解消されていた。乾かすという判断は正解だったようだ。
下呂温泉に到着。しかし、もう暑い、暑すぎる。この暑さで温泉に入ろうという気持ちが全くわかず、写真だけ取ってスルーした。今はとにかく標高の高い、涼しい場所へ行きたい。今日の目的地をマップルで見つけた平湯キャンプ場に決定し、高山市街で買い出し。しかしこの高山という町、上高地のふもとのせいか観光地になっており、なかなかスーパーが見つからない。結局スマホで見つけたドラッグストアで買い出しを済ませた。
市街地を抜けると気温も徐々に低くなってきた。少し肌寒いくらいだったけど、今日の蒸し暑さに比べればまるで天国。少しだけ迷ったものの、暗くなる前に管理棟に着いた。キャンプ代は900円だった。
コールマンのツーリングドームテント。2011年に購入してからもう9年目になるが、いまだ壊れることなく愛用している。前室も広く、使い勝手が良い。難点は収納時にかさばることと、キャンプ場で高確率で他人とかぶることくらいか。
キャンプ場を利用すると、近くの温泉が割引になったため、ここで汗を流した。
一緒になったライダーさん達と夜は宴会。
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