BR-CX50 カンチブレーキにアルテグラシューを装着してみる
最近少し暖かくなってきたこともあり、久しぶりにラレー号での自転車通勤を再開した。
通勤ではサイクリングロードなどとは違い普通の市街地を走るため、逆走してくるママチャリや幅寄せしてくる車など、危険がいっぱい。そこで重要なのはブレーキ。しかしラレー号のブレーキはとっても控えめ。カンチブレーキというクラシカルなブレーキを装備しているためなのか、「車体を停める」というよりも「速度を抑える」程度にしか効いてくれない。ブレーキシューをヤスリがけしたりリムを掃除したりすると若干改善したものの、やはり心もとない。
なんとか制動力を向上させられないか調べてみると、ブレーキシューを良いやつに変えることで改善されるようなレビューを見つけた。ラレー号に装着されているカンチブレーキはシマノのBR-CX50という代物。コンポのグレードはなんと105。知らんかった。
ラレー号についているカンチブレーキ(BR-CX50)
クラブスペシャルも後期型だとキャリパーブレーキになっていたはずなので、カンチブレーキ自体がだいぶレアになりつつあるのかも。
BR-CX50の標準ブレーキシューはR50T2だが、これがずいぶん評判が悪く、R55C4というアルテグラグレードのブレーキシューに交換することが定番カスタムになっている模様。ただシマノのサイトでは特に互換性が謳われていないっぽかったので、試しにフロントだけ購入し装着してみた。
そして速攻で届くブレーキシュー。アマゾン最高。
よくわからんけど制動力高そう。アルテグラだし。
左がR55C4、右がR50T2
R50T2はブレーキシューと台座が一体型だが、R55C4はカートリッジタイプなので、シュー部分のみを交換できる。ランニングコストが抑えられそうなのも良き。この2つを比べると、ブレーキシューを固定するネジの長さが全然異なっている。
分解するとこんな感じ。リムとブレーキ台座のクリアランスが広いカンチブレーキでブレーキシューをリムに接触させるにはR50T2の長いネジと分厚いスペーサーが必要なので、スペーサーとネジを再利用する。
こんな感じで組み合わせて・・・
装着完了!
前から見るとこんな感じ。
シューの角度調整も以前のものと変わらずできるので、たぶん大丈夫だろう。ここ数日雨降りっぽいのでしばらく試せないが、制動力の向上を期待したい。忘れないうちにリアのブレーキシューもアマゾンしておこう。